先日、ヒカルの碁クイズ大会を開催した。
公式のヒカルの碁クイズ大会もあるが、こちらは私の友人を中心とした身内向けの大会である。
せっかく大会を開催したので、「どんな大会にしようとしたか」とか「何を考えてクイズを作ったか」などを日記のように記録しようと思う。
1.動機
おもしろそうだと思った。
これ以外の理由はほとんどない。
これだけだと書き出しで本記事が終わってしまう。
ヒカルの碁クイズ大会は、「おもしろそう」という理由のみで私の人生のやりたいことリストに追加されていた。
つまり先日、大げさではあるが生きる目的を一つ達成したわけだ。
なぜヒカルの碁クイズ大会をおもしろそうと思ったか。
それはヒカルの碁もクイズも私がおもしろいと思っているから、という至極自然な理由である。
2.ヒカルの碁

ヒカルの碁は囲碁漫画の金字塔ともいえる漫画である。
1998年~2003年まで連載され、ちょっとした囲碁ブームが巻き起こった。
今30~35歳ぐらいで、囲碁を嗜む人は「ヒカ碁世代の人」とも呼ばれる。
ヒカルの碁を見て囲碁に興味を持ち、習い始めた人が多いためである。
囲碁とは無縁だった小学6年生のヒカルが、囲碁をこよなく愛する幽霊・藤原佐為に取りつかれる。
ヒカルは佐為を通じて囲碁に触れるうち、その才能を徐々に開花させていく、という物語。
ライバルの存在の重要性や勝負の世界とは何たるか、といった内容もリアルに描かれており、囲碁の世界の深淵を垣間見ることができる。
ヒカルの碁には、カカリ、シマリ、ツケなどの囲碁用語がたくさん出現する。
囲碁用語をよく知らない人からも、「囲碁よくわからんけどヒカルの碁はおもろい」という感想を何度か聞いたことがある。
よくわからないゲームが題材の漫画にもかかわらず、おもしろいというのは珍しいことだと思う。
読んだことない人はぜひ読んでほしい。
最近、「伍と碁」という囲碁漫画の新連載も始まっている。
https://x.com/manga_morikana/status/1883794683299872981 (Xで第一話が読める)
週刊誌での囲碁漫画の連載は21年ぶり。
囲碁の一時代を築き上げるかもしれない。
興味のある人はぜひチェックしてほしい。
3.競技クイズ

本格的に取り組んだことはないが、競技クイズにも興味を持っている。
複数人参加型が一般的で、出されたクイズに多く答えることができたら優勝!!
みたいなものである。(雑な説明)
高校生クイズとかをイメージしてもらうとわかりやすいかも。
競技クイズの形式は、早押しクイズやボードクイズが一般的。
昨今では、主催者が参加者に楽しんでもらうため、自由な形式を工夫して考案することも多い。
クイズの知識が重視される形式、ゲーム性に富んだ形式など、ルール構築によって楽しみ方が変わるという奥深さがある。
自身でクイズを考案するにあたり、どのように形式を考えたかは後に書き綴ろうと思う。
競技クイズを本格的に知ったのは「ナナマルサンバツ」という漫画がおもしろかったから。
高校のクイズ研究部を舞台に、競技クイズというジャンルの奥深さがわかるように描写されている。
「ヒカルの碁」や「ちはやふる」もそうだが、競技の奥深さとストーリーのおもしろさが混在している漫画が好き。
4.本記事まとめ
「ヒカルの碁」×「競技クイズ」= おもしろそう!
そんなシンプルな動機で開催を決意したクイズ大会。
次回は大会開催にあたり、どのような準備が必要だったかを書き散らしていこうと思う。
→本因坊の名を冠したヒカルの碁クイズ大会開催記② ~準備~
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