閑話休題を挟み、いざ御前埼灯台へ。
見るからに立派な灯台が眼前に現れる。
豆知識なのだが、地名の読みは「おまえざき」だが、灯台の読みは「おまえさき」とのこと。
さらに、地名は「御前崎」だが、灯台は「御前埼灯台」と漢字が少し異なる。
ブログを書くために調べるまで知らんかった…
御前埼灯台は日本の登れる灯台16基のうちの一つ。
ということで早速登ることに。
入り口の絶妙な「旅人をお待ちしております」感が私のテンションを上げる。

入り口で御前埼灯台(擬人化)がお出迎え。
このキャラクターの名前が「御前埼灯台」なのだ。
これはここだけのプチ情報だが、御前埼灯台の好物は干し芋である。

螺旋階段が灯台の上まで続く。
螺旋階段を登りながらふと、星のカービィ64 1-3 デデデ城を思い出す。
バーニングバーニングで螺旋階段を登っていた人は私だけではないはず…

頂上に到達すると、眼前に広がるは太平洋。
波が静かに寄せては返し、陽光を反射して白く砕ける。
打ち寄せる波を恍惚として眺めていると、日々の悩みも波が飲み込んでくれそうだった。

灯台からの景色を堪能した後は、近くにある『マリンパーク御前崎』という公園へ移動。
広がる緑の向こうには海。
公園にはバッタが多く生息していて、私の歩調に合わせてぴょんぴょん飛び跳ねているようだった。

マリンパーク御前崎には名物とも呼べる滑り台がある。
その名も「タートルスライダー」。
なんと全長51m。
シロナガスクジラの全長よりも大幅に長い。
といえば迫力があるように聞こえる。
当然滑る。
51mを滑る中で、少年のころ、公園で遊んだ無邪気な記憶が走馬灯のように蘇る…
滑る前と後で20歳ぐらい若返った気持ちになった。
亀は万年というので、その功にあやかったといったところか。
そんなこんなで、2日目前半は灯台と自然を満喫したのであった。
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