御前埼灯台を後にし、昼ご飯を食べてから次の目的地へ。
まずは『焼津さかなセンター』という場所へ向かった。
ここで一番印象に残っているのは、『超絶SUMMERでバカになれ』という曲に出会ったこと。
これに関してはnoteに書いたので興味があれば見てね。
焼津さかなセンターを後にし、『明治のトンネル』という、その名の通り明治時代に開通したトンネルを見に行くことに。
明治のトンネルは、静岡市と藤枝市岡部町を結ぶ宇津ノ谷峠にある。
かつて文明開化の風が吹き抜けたトンネルを通ることで、大人になっちまった我々の停滞感を払拭するぜ…
みたいな意気込みだ。
文明開化といえば思い出すのが電気ブランだ。
明治時代、電気はモダンで新しいものだった。
電気は新しいものの象徴とされ、目新しいものを「電気○○」と呼ぶ流行があった。
神谷傳兵衛という人が自分のバーでブランデーを売る際にこの流行にのっかり、商品名として「電気ブラン」が採用されたのだ。
そんな豆知識はさておき、いよいよ明治のトンネルに到着。
色褪せた赤レンガの入り口がトンネルの歴史を感じさせる。
吊るされたランプの光はRPGのダンジョンの始まりを彷彿とさせる。

いざ洞窟の中へ突入!
ランプの明かりが光のゲートを作っているかのようで幻想的。

洞窟の中で友達が声を出すと、四方八方から音が反響して自分の真後ろから声が聞こえる。
何もないところから声がするので少しホラー味がある。
真っ暗なトンネルでこれをされるとさぞ怖いだろうな。
トンネルの外は自然あふれる山道で、ハイキングコースにもなっている。
今回は9月上旬だったのでまだ暑く、少し歩いて引き返してきた。
もう少し涼しくなってから緑に囲まれながら歩くと気持ちよさそうである。

静岡は、魚介と自然が豊かで、本当にいい旅行先だった。
この駄文をご覧のみなさん、機会があればぜひ静岡に旅行に行ってみてほしい。
伊豆や熱海など、温泉地も豊富なので、今後はそっちの方にも行ってみたいなぁ。



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