一風呂二米三田沢湖 ―秋田②

47都道府県の旅

秋田県1日目、実は特に観光する場所はなく、乳頭温泉でゆっくりするのみだ。

空港をレンタカーで出発する時間が14時半ごろ。

時間が中途半端なのと、雨も降っているということで、温泉でゆっくりすることに。





今回泊まる旅館は黒湯温泉

乳頭温泉は正式には『乳頭温泉郷』であり、十和田・八幡平国立公園 乳頭山麓に点在する七湯のことを指す。

つまり、割と広い範囲で温泉が湧き出ているのだ。

黒湯温泉はそんな乳頭温泉郷の中でも、最も山奥にある。



黒湯温泉までの道のり

途中で「道の駅 協和」(たしかここだったはず…)に立ち寄り、秋田ビールといぶりがっこ、日本酒を購入。

旅館で飲む酒は格別においしいことは自明である。

もはや「旅館で飲む酒は格別においしい」は「頭痛が痛い」と同じ構文まである。





車の中では友達と話すのだが、長い付き合いということもあり、定型化したやりとりがいくつかある。

こんなとき、まるでお互いがチャットボットのように錯覚する瞬間がある…なんてことはないだろうか。



黒湯温泉

そんなこんなで黒湯温泉に到着。





受付と同時に、貸切風呂の予約ができるとのこと。

予約できるとは知らなかったので、テンションが上がる。

棚から貸切風呂だ。

夕飯前の17時半~18時に予約し、客室へ案内される。

最高だ。

右奥のテレビがコンパクトなおかげで、2人で泊まるのにも十分な広さがある。

窓の外には源泉と大自然が広がっており、時間があればずっと眺めていられそうだ。




貸切風呂


ゆっくりしたいところだが、予約時間が迫っているので準備を済ませて貸切風呂へと向かう。

貸切風呂は本館から少し離れたところにある。

ちなみに黒湯温泉には4つの温泉があり、すべて源泉が異なる。





貸切で本館からも少し離れているので、風呂の中で歌うことも可能だ。

友人さえ気にしなければ、温泉につかりながら「葛飾ラプソディー」を気持ちよく歌うことができる。

さいこーーーー!!





晩餐

温泉の後は晩餐。

左下に写っているのは秋田名物きりたんぽだ。





イワナ(だったかな…)。

右下に映っているふき味噌(ふきのとうと味噌を合わせた薬味)がおいしい。





きりたんぽ鍋。

きりたんぽはもちもちしていておいしい。

ちくわみたいな見た目のイメージに反した食感だ。





これらをビールとともに堪能する、これぞ至福のひとときである。

温泉とうまい飯、旅を彩る大きな要素だと改めて実感した。





この後、別のお風呂を楽しんだり、買い出しのお酒を飲みながら一日目は旅館でゆっくり過ごした。

かなり満足度が高い一日となったことは言うまでもない。






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