秋田県1日目、実は特に観光する場所はなく、乳頭温泉でゆっくりするのみだ。
空港をレンタカーで出発する時間が14時半ごろ。
時間が中途半端なのと、雨も降っているということで、温泉でゆっくりすることに。
今回泊まる旅館は黒湯温泉。
乳頭温泉は正式には『乳頭温泉郷』であり、十和田・八幡平国立公園 乳頭山麓に点在する七湯のことを指す。
つまり、割と広い範囲で温泉が湧き出ているのだ。
黒湯温泉はそんな乳頭温泉郷の中でも、最も山奥にある。
黒湯温泉までの道のり
途中で「道の駅 協和」(たしかここだったはず…)に立ち寄り、秋田ビールといぶりがっこ、日本酒を購入。
旅館で飲む酒は格別においしいことは自明である。
もはや「旅館で飲む酒は格別においしい」は「頭痛が痛い」と同じ構文まである。
車の中では友達と話すのだが、長い付き合いということもあり、定型化したやりとりがいくつかある。
こんなとき、まるでお互いがチャットボットのように錯覚する瞬間がある…なんてことはないだろうか。
黒湯温泉
そんなこんなで黒湯温泉に到着。

受付と同時に、貸切風呂の予約ができるとのこと。
予約できるとは知らなかったので、テンションが上がる。
棚から貸切風呂だ。
夕飯前の17時半~18時に予約し、客室へ案内される。

最高だ。
右奥のテレビがコンパクトなおかげで、2人で泊まるのにも十分な広さがある。
窓の外には源泉と大自然が広がっており、時間があればずっと眺めていられそうだ。

貸切風呂
ゆっくりしたいところだが、予約時間が迫っているので準備を済ませて貸切風呂へと向かう。
貸切風呂は本館から少し離れたところにある。
ちなみに黒湯温泉には4つの温泉があり、すべて源泉が異なる。

貸切で本館からも少し離れているので、風呂の中で歌うことも可能だ。
友人さえ気にしなければ、温泉につかりながら「葛飾ラプソディー」を気持ちよく歌うことができる。
さいこーーーー!!
晩餐
温泉の後は晩餐。
左下に写っているのは秋田名物きりたんぽだ。

イワナ(だったかな…)。
右下に映っているふき味噌(ふきのとうと味噌を合わせた薬味)がおいしい。

きりたんぽ鍋。
きりたんぽはもちもちしていておいしい。
ちくわみたいな見た目のイメージに反した食感だ。

これらをビールとともに堪能する、これぞ至福のひとときである。
温泉とうまい飯、旅を彩る大きな要素だと改めて実感した。
この後、別のお風呂を楽しんだり、買い出しのお酒を飲みながら一日目は旅館でゆっくり過ごした。
かなり満足度が高い一日となったことは言うまでもない。



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