【令和7年度第3回本試験 漢検準1級】32. 枯木寒巌

「枯木寒巌」の意味は次のうちどれ?

  1. 自然の美しさに心を奪われること
  2. 年老いてもなお活力に満ちている様子
  3. 困難を乗り越えて成功をつかむこと
  4. 情味がないこと

正解は「読み方・意味」の項で確認してほしい。

令和7年度第3回本試験で出題された四字熟語、「枯木寒巌」。
私自身きちんと覚えられていなかったため、復習も兼ねて整理しておく。
忙しい人のための「枯木寒巌」まとめはこちら

目次

「枯木寒巌」の読み方・意味

こぼくかんがん」と読む。
意味は以下の通り。

枯木寒巌の意味
  1. 世俗を超越した無心なさまのたとえ。
  2. 情味がなく近づきにくいさまのたとえ。

出典:漢字ペディア

この意味から、冒頭のクイズの解答は4となる。
R-7 第3回本試験では、2の意味から「寒巌」の読みを答える問題が出題された。

「巌」は「ガン」と読み、岩のことを表す。

「枯木寒巌」とは「枯れた木と冷たい岩」のことで、情念や煩悩を捨て去った悟りの境地をいう禅宗の言葉。
悟りの境地を表す言葉であることから、無心なさまのたとえに使われる。

確かに「枯れた木と冷たい岩」と聞くと、冬山の岩の上で座禅する仙人を連想する。
そんな仙人は確かに凄かろうが、どこか近づきにくさもあるだろう。

あなたの周りにも、感情をあまり表に出さず、どこか近寄りがたい雰囲気の人はいないだろうか。
そんな人物像を思い浮かべると、「枯木寒巌」の意味は忘れにくい。

アニメやドラマのキャラクターを連想しても良いだろう。
私は『ドラゴンクエストVI』のテリーを思い浮かべた。(もう少しぴったりなキャラがいる気もする)

周りの人や物と関連付けると、意味を忘れにくくなるのでおすすめだ。

「枯木寒巌」の例文

枯木寒巌の例文

あの人は見かけは枯木寒巌だが根はやさしい。

例文は漢字ペディアに掲載されていた例文を引用させていただいた。
日常会話で使う機会は多くない言葉だろう。

「巌」の字について

漢検準1級相当の字のため、「巌」についても確認しておく。
読みは以下の通り。

巌の読み

音読み:ガン
訓読み:いわ・いわお・がけ・けわ(しい)

「山」の下に「厳」が入った形の字。
「ゲン」と読まないように注意が必要だ。

『アカギ』が好きな人であれば、アカギの永遠のライバル、「鷲頭(わしず いわお)」にその字が使われている。
先の例文で、「鷲頭巌は枯木寒巌」という例文も良いが、鷲頭は無心なさまからほど遠いので注意が必要だ。

「巌」を使った熟語である「巌窟」や「巌阻」は書けるようにしておこう。
巌阻とは「岩などがごつごつしたけわしい場所」のこと。

「枯木寒巌」のまとめ

「枯木寒巌」の読み・意味・例文

<読み>
こぼくかんがん

<意味>
①世俗を超越した無心なさまのたとえ。
②情味がなく近づきにくいさまのたとえ。

<例文>
あの人は見かけは枯木寒巌だが根はやさしい。



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