「屑い」の読み方は次のうちどれ?
- かたじけな(い)
- いさぎよ(い)
- きたな(い)
- よわ(い)
正解は「読み方・意味」の項で確認してほしい。
「屑」といえば「くず」と読むイメージも強いだろう。
実は「くず」以外にも意外な読みと意味があるので、漢検準1級を受検するなら押さえておきたい。
忙しい人のための「屑い」まとめはこちら
「屑い」の読み方・意味
「くず(い)」ではなく、「いさぎよ(い)」と読む。
ということで、冒頭のクイズの解答は2だ。
意味は以下の通り。
- 卑怯な点や未練がましいところがなく立派である。
出典:大辞林
意味は「潔い」と同じだが、日常生活で「屑い」の表記を使うことはほとんどないだろう。
漢検準1級では読み問題として出題される可能性があるため、しっかり押さえておこう。
「屑い屑」で「いさぎよいくず」と覚えておくとよい。
屑いを覚えるにあたり、もう一つ覚えておきたい単語がある。
それが「不屑」だ。
「屑い」とセットで覚えたい単語「不屑」
不屑は「フセツ」と読む。
意味は以下の通り。
- 潔しとしない
出典:史上最強の漢検マスター準1級問題集
「潔しとしない」、というのは、「自分の誇りや良心が許さない」という意味。
「不屑」は中国語由来の言葉だ。
熟語と一字訓で、「不屑ー屑い」の読みを答える問題は問題集にも載っており、マスターしておきたい。
「不屑の教誨(ふせつのきょうかい)」という慣用句もある。
「物事を教えるときに、相手の発奮を待って悟らせること。」という意味。
「不屑」は軽々しく物事を行わないこと、「教誨」は教えさとすことを意味する。
(漢字ペディアからの引用)
「屑い」の例文
現地で採取した砕屑物をその場で研究したかったが、状況を整理するため屑く研究室に持ち帰った。
「屑い」の意味はよく知られているので、他の熟語も登場させるよう少しひねった例文にした。
「砕屑物」も後述するのでついでに覚えておこう。
「屑」の字についての解説
「屑」は漢検準1級配当の漢字なので、解説をしておこう。
屑の字の読み方・意味
<読み>
音読み:セツ
訓読み:くず・いさぎよ(い)
<意味>
1. くず。きれはし。こまごま。役に立たないもの。
2. いさぎよい。快く思う。
出典:漢字ペディア
「不屑」・「屑い」はともに2.の意味。
1,の意味は日常でもなじみ深いのではないだろうか。
漢検準1級では、1.の意味で出題される頻出の熟語もあるため解説する。
屑の字を使った熟語
砕屑物(サイセツブツ)
岩石が風化・浸食によって細かく砕けてできた破片や粒子。砂礫・シルト・粘土など。
出典:コトバンク
あまり聞きなれない言葉。
初めて聞いたとき砕いたゴミを表す言葉だと思った。
竹頭木屑(チクトウボクセツ)
役に立たないもののこと。
または、役に立たないように見えるものでも、役立つことがあるので粗末にしないこと。
出典:四字熟語辞典ONLINE
漢検準1級の四字熟語では頻出なので、意味とセットで覚えておこう。
屑屑(セツセツ)
小さい事にこだわるさま。
出典:大辞林
「屑」の「こまごま」という意味で使われている。
「屑い」のまとめ
<読み>
いさぎよ(い)
<意味>
卑怯な点や未練がましいところがなく立派である。
<例文>
現地で採取した砕屑物をその場で研究したかったが、屑く研究室に持ち帰った。









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