城崎にて⑤ ~餘部~

47都道府県の旅


隣駅・久谷から餘部へ。

ここ餘部駅は、使われていない線路の上を歩けたり、立派な橋梁がそびえ立っていることが魅力の観光スポット。

別名を「空の駅」という。



見たい景色を眺めることができた。

海はなぜだかぼーっと見ていられるので好きである。

住宅の屋根の向きがおおよそ揃っている。
冬は海側から強い風が吹きつけるので、屋根の切妻(三角形の断面側)を風上に向けることで、屋根瓦が飛ぶのを防いでいるそう。


この線路の上を歩ける。

スタンド・バイ・ミーを思い起こしつつ、線路の上を歩いてみる。

バランスを取りながら落ちずに進むのが難しい。



駅の出口に向かう。

少し頭が飛び出している建物がエレベーター。


新しい雰囲気が読み取れるエレベーター。

レッドカーペットで出迎えてくれている。


このエレベーター、正式名称を「余部クリスタルタワー」という。



下から覗くと、駅は高いところにあるのだと実感する。



余部クリスタルタワーから歩くとすぐに地上から海が見える。


辺りを散策していると、古びた鉄骨が。

余部鉄橋が建設されたのは100年以上も前。おそらく当時の鉄橋の一部である。

橋梁の「梁」は常用漢字ではないので、鉄道業界ではひらがなでの表記が広く使われているらしい。




餘部駅には空の駅の駅長「そら」ちゃんが鎮座している。

なんとなくお転婆な印象を受ける駅長である。

冬は苦手らしく、外での姿は拝めなかった。



近くに道の駅があったので、とりあえず入ってみる。


晩御飯が近いが、ついつい但馬牛肉まんと但馬牛コロッケを購入。おいしかった。

この選択が吉とでるか凶とでるか。




駅にはこの鉄橋を模したベンチがある。

鉄骨のサイズが小さく、ミニチュアのようなかわいらしさを感じさせる。


餘部駅とその周辺の散策を楽しみ、城崎温泉へと帰る。

いよいよお待ちかねのご飯と温泉の時間である。




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