城崎にて⑨ ~雪滝~

47都道府県の旅

2日目

兵庫県1泊2日の旅の2日目。

本日は豊岡からドライブの予定。

雪道をうまく走れるかという不安の中、豊岡駅前のレンタカー屋へ。



ここから猿尾滝という、全国の滝百選にも選出された景勝地に赴く。

幸い昨日今日と温かく、路面は凍結していなかった。

車も少なく、非常に走りやすい環境だった。


猿尾滝


豊岡からドライブを開始し、30分~40分ほどで猿尾滝の入口に到着する。

下段と上段の滝があるらしく、2つの顔が楽しめるという。

1粒で2度おいしい」ようなもの。お得である。



水が流れる音、水の落ちる音で心癒されるタイプなので、猿尾滝も心待ちにしている。

いざ、滝の入口へ。

積雪の影響で看板が少し埋まってしまっている。

さすが雪国と感心していた。



あれ、道は…?

奥に滝が見えてはいるが、道が積雪のおかげで轍のようになっている。

先行く人が見えているため、轍を頼りに上っているのだろうか。

少し危険そうではあるが、意を決して轍を辿ることに。

猿がケツを振って待っている。



自然界のトラップ。

足を取られるとわりと冗談では済まなさそう。

慎重に滝つぼへと向かう。



せり出した雪により道幅が狭くなっている。

ガッツと戦闘するならこのような場所が適しているであろう。

セルピコの気分で道を渡る。



険しい道のりを超え、ようやく滝つぼへ到着。

しばらく心を無にして水の落ちる音に耳を澄ませる。

ここはおそらくは下段だが、これ以上は危険と判断し、引き返すことに。



引き返すときは下りになるので、より注意が必要。

張り巡らされたトラップに気を付け、無事帰還に成功した。



軽い気持ちで訪れたら思わぬトレーニングを実行する羽目になった。

想定外は旅のスパイス。

兵庫県は程よい刺激があってよい旅だった。

長々と書いているといつの間にか今年も終わりが近づいている。

よいお年を。



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