【漢検準1級】27. 門前雀羅

「門前雀羅」は何と読む?意味は?


忙しい人のための「門前雀羅」まとめはこちら

目次

「門前雀羅」の読みと意味

もんぜんじゃくら」と読む。
意味は以下の通り。

  1. その門前で網を張って雀を捕まえられるほど、訪れる人もなくさびれているさまのたとえ。

出典:大辞林

『史記』の「汲鄭伝」が由来とされている。
権勢を失った人物の邸宅が、訪問者もなく荒れ果てた様子を表した言葉だ。


「門前雀羅を張る」という言い方もあり、意味は同じ。
「雀羅」だけで「すずめを取る網」という意味がある。

「門前」を使った表現

「門前」を辞書で引くと、「門前雀羅」以外にも慣用的な言い回しがいくつかある。

  • 門前払い
  • 門前町
  • 門前市を成す
  • 門前の小僧、習わぬ経を読む

意味はすべて新明解国語辞典 第四版を参照している。

門前払い

耳にしたことがある人も多いのではないだろうか。
意味は以下の通り。

  1. 来訪者を、会わずに帰すこと。



アポなしのセールスは門前払い一択だ。

門前町

意味は以下の通り。

  1. 寺・神社などの前に発達した町。

善光寺のある長野市や、伊勢神宮がある伊勢市が例に挙げられる。


東京メトロの駅名「門前仲町」もこの意味が由来だ。

門前市を成す

意味は以下の通り。

  1. 訪問客の絶え間がない形容。

門前雀羅とまったく逆の意味である。

門前の小僧、習わぬ経を読む

意味は以下の通り。

  1. 本式に習わないでも、日常、見聞すると覚えてしまうことがある。

寺の門前に住んでいる子供たちはいつも読経の声を聞いており、自然に覚えて習いもしない経を読めるようになることから。


社会人としてはひよっこでも、いつも周りからビジネス語が聞こえてくる。
聞いているうちに、自分の中のビジネス語活用のメソッドがブラッシュアップされる。


ジャストアイディアの例えだが、まさに門前の小僧、習わぬ経を読むというわけだ。

「雀」の字

「雀」は漢検準1級相当の字。
この一文字で「すずめ」を表す。

「雀」の字を使った熟語を紹介する。

  • 雀卵斑・雀斑(ジャクランハン・ジャクハン)
  • 孔雀(クジャク)
  • 燕雀(エンジャク)
  • 麻雀(マージャン)

雀卵斑・雀斑

漢字ペディアによると意味は以下の通り。

  1. 人の顔面などにできる茶褐色の細かい斑点

いわゆる「そばかす」のこと。


想い出はいつもキレイだけど、それだけじゃおなかがすく。

孔雀

漢字ペディアによると意味は以下の通り。

  1. キジ科の大形の鳥の総称。インド・スリランカにすむ。雄は頭に冠毛があり、尾に美しい羽をもち扇状に広げる。



ご存じあのクジャクである。

燕雀

漢字ペディアによると意味は以下の通り。

  1. ツバメやスズメのような小鳥。
  2. 度量の小さいつまらない人物のたとえ。



「燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」という言い回しで使われることが多い。
過去の記事で紹介しているのでそちらを参照してほしい。

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麻雀

こちらは言わずと知れた、運と実力のバランスが絶妙なゲームだ。
3メンチャンリーチがカンチャンリーチに負けたり、2枚切れペンチャンリーチ一発ツモなど理不尽なことも多い。

勝てば神ゲー、負ければクソゲーに変貌する代表格のゲームだ。

「雀」を「ジャン」とは読まない(漢字ペディアにも記載がない)ので、漢検対策としてはまったく覚える必要がない

「門前雀羅」を使った例文

「かつては客でにぎわっていた店も、今では門前雀羅の状態だ。」といったように使える。
タピオカ屋は今もにぎわっているのだろうか、それとも門前雀羅の状態なのか、気になるところである。

「門前雀羅」のまとめ

「門前雀羅」の読み・意味・例文

<読み>
もんぜんじゃくら

<意味>
①その門前で網を張って雀を捕まえられるほど、訪れる人もなくさびれているさまのたとえ。

<例文>
かつては客でにぎわっていた店も、今では門前雀羅の状態だ。





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