「門前雀羅」は何と読む?意味は?
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「門前雀羅」の読みと意味
「もんぜんじゃくら」と読む。
意味は以下の通り。
- その門前で網を張って雀を捕まえられるほど、訪れる人もなくさびれているさまのたとえ。
出典:大辞林
『史記』の「汲鄭伝」が由来とされている。
権勢を失った人物の邸宅が、訪問者もなく荒れ果てた様子を表した言葉だ。
「門前雀羅を張る」という言い方もあり、意味は同じ。
「雀羅」だけで「すずめを取る網」という意味がある。
「門前」を使った表現
「門前」を辞書で引くと、「門前雀羅」以外にも慣用的な言い回しがいくつかある。
- 門前払い
- 門前町
- 門前市を成す
- 門前の小僧、習わぬ経を読む
意味はすべて新明解国語辞典 第四版を参照している。
門前払い
耳にしたことがある人も多いのではないだろうか。
意味は以下の通り。
- 来訪者を、会わずに帰すこと。
アポなしのセールスは門前払い一択だ。
門前町
意味は以下の通り。
- 寺・神社などの前に発達した町。
善光寺のある長野市や、伊勢神宮がある伊勢市が例に挙げられる。
東京メトロの駅名「門前仲町」もこの意味が由来だ。
門前市を成す
意味は以下の通り。
- 訪問客の絶え間がない形容。
門前雀羅とまったく逆の意味である。
門前の小僧、習わぬ経を読む
意味は以下の通り。
- 本式に習わないでも、日常、見聞すると覚えてしまうことがある。
寺の門前に住んでいる子供たちはいつも読経の声を聞いており、自然に覚えて習いもしない経を読めるようになることから。
社会人としてはひよっこでも、いつも周りからビジネス語が聞こえてくる。
聞いているうちに、自分の中のビジネス語活用のメソッドがブラッシュアップされる。
ジャストアイディアの例えだが、まさに門前の小僧、習わぬ経を読むというわけだ。
「雀」の字
「雀」は漢検準1級相当の字。
この一文字で「すずめ」を表す。
「雀」の字を使った熟語を紹介する。
- 雀卵斑・雀斑(ジャクランハン・ジャクハン)
- 孔雀(クジャク)
- 燕雀(エンジャク)
- 麻雀(マージャン)
雀卵斑・雀斑
漢字ペディアによると意味は以下の通り。
- 人の顔面などにできる茶褐色の細かい斑点
いわゆる「そばかす」のこと。
想い出はいつもキレイだけど、それだけじゃおなかがすく。
孔雀
漢字ペディアによると意味は以下の通り。
- キジ科の大形の鳥の総称。インド・スリランカにすむ。雄は頭に冠毛があり、尾に美しい羽をもち扇状に広げる。
ご存じあのクジャクである。
燕雀
漢字ペディアによると意味は以下の通り。
- ツバメやスズメのような小鳥。
- 度量の小さいつまらない人物のたとえ。
「燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」という言い回しで使われることが多い。
過去の記事で紹介しているのでそちらを参照してほしい。

麻雀
こちらは言わずと知れた、運と実力のバランスが絶妙なゲームだ。
3メンチャンリーチがカンチャンリーチに負けたり、2枚切れペンチャンリーチ一発ツモなど理不尽なことも多い。
勝てば神ゲー、負ければクソゲーに変貌する代表格のゲームだ。
「雀」を「ジャン」とは読まない(漢字ペディアにも記載がない)ので、漢検対策としてはまったく覚える必要がない。
「門前雀羅」を使った例文
「かつては客でにぎわっていた店も、今では門前雀羅の状態だ。」といったように使える。
タピオカ屋は今もにぎわっているのだろうか、それとも門前雀羅の状態なのか、気になるところである。
「門前雀羅」のまとめ
<読み>
もんぜんじゃくら
<意味>
①その門前で網を張って雀を捕まえられるほど、訪れる人もなくさびれているさまのたとえ。
<例文>
かつては客でにぎわっていた店も、今では門前雀羅の状態だ。









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