「天網恢恢疎にして漏らさず」、リズミカルで思わず口に出してしまう故事成語である。
漢検準1級では、「恢恢」の部分が出題される。
意味を知って日常でも使えるとかっこいいのでは。
天網恢恢疎にして漏らさずは、QuizKnockに草彅さんが出演している動画でも取り上げられている。
ぜひ見てほしい。
忙しい人のための「天網恢恢疎にして漏らさず」まとめはこちら
「天網恢恢疎にして漏らさず」の読みと意味
「てんもうかいかいそにしてもらさず」と読む。
古代中国のことわざで、「老子」七三章が由来となっている。
goo辞書によると、
「天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。」とある。
原文と書き下し文はこちらのブログに委ねる。
書き下し文では、「天網恢恢疎にして失せず」とある。
「失せず」を「漏らさず」に言い換えた人はあっぱれだと思う。
てんもう かいかい そにして もらさず
4文字ずつに分けた語感が非常にいいと感じるのは私だけだろうか。
ボックスに入れるとポケモンのセリフっぽく見える。
目が合うと
てんもう かいかい そにして もらさず
キェーーーーーーーーーーーーッ!!!!
とポケモンバトルを仕掛けてくる「カイネン」というボウズがいてもおかしくない。
「恢」の読みと意味
「恢」は音読みで「カイ」、訓読みで「ひろ(い)」「おお(きい)」と読む。
意味は漢字ペディアによると以下の2つ。
- ひろい、おおきい。
- かえる。もどる。
①は訓読みと同じ意味を持つ。
「恢恢」は同じ語を重ねることで広く大きいことを強調している。
したがって「天網恢恢」は、「天の網は大きくて広い」という意味になる。
「恢恢」以外にも「恢弘・恢宏(カイコウ)」という熟語もある。
こちらも「広く大きい」という意味を持つ。
②の意味で「恢」を使用する熟語には「恢復」がある。
この場合の「恢」は「回」の字に書きかえることができる。
つまり、「回復」と同義である。
「回復」は日常でもよく使われる熟語であろう。
「恢」を使った例文
①の意味では「強盗犯が2年越しに捕まったらしい。天網恢恢疎にして漏らさずとはこのことだなぁ。」といったように使える。
また、次のようなシチュエーションも考えられる。
学校で、自分にいたずらをしてきた相手がいたとする。
いたずらがばれて、その相手が先生に怒られたら、「はい、天網恢恢疎にして漏らさずー」と相手に言ってみよう。
ついでに自分も先生に怒られる可能性があることは気を付けておこう。
②の意味では「ボウズのカイネンと戦ったポケモンをポケモンセンターで恢復する」という使い方ができる。
「天網恢恢疎にして漏らさず」のまとめ
<読み>
てんもうかいかいそにしてもらさず
<意味>
天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。
<例文>
強盗犯が2年越しに捕まったらしい。天網恢恢疎にして漏らさずとはこのことだなぁ。









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