【漢検準1級】28. 寓ける

「寓ける」は何と読む?意味は?


「寓話」という単語は聞いたことがあり、なんとなく意味もわかっている気がする。
しかし、改めて意味を問われると「…」となり、よくわかっていなかった。


勉強してみると、納得できる意味があった。


忙しい人のための「寓ける」まとめはこちら

目次

「寓ける」の読みと意味

かこつ(ける)」と読む。
意味は以下の通り。

  1. ほかのことに関係づけて、そのせいにする。

出典:大辞林

「託ける」と書いても「かこつ(ける)」と読み、意味は同じ。


日常の忙しさに寓けて、漢検準1級の勉強がおろそかになっている。
言い訳は良くないとわかっていても、予防線を張りたくなる。
それが人間の悲しい性なのだろう。

「寓」の字について

「寓」には複数の意味がある。
それぞれ意味を確認しよう。

  1. よる。身をよせる。仮住まいする。やどる。
  2. ことよせる。かこつける。
  3. 目をとめる。むける。

出典:漢字ペディア

よる。身をよせる。仮住まいする。やどる。

この意味は勉強するまでまったく知らなかった。
この意味で使う熟語には、「仮寓」「寓居」「寓生」などがある。

  • 仮寓:一時的に住むこと。また、その家。かりずまい。
  • 寓居:①仮の住まい。②自分の住居を謙遜して言う語。
  • 寓生:他人にたよって暮らすこと。また、その人。

出典:大辞林

「仮寓」の対義語は「永住」。
対義語問題で出題される可能性があるのでチェックしておこう。

ことよせる。かこつける。

この意味で使う熟語には、「寓話」や「寓意」がある。

  • 寓話:教訓や処世訓、風刺などを、動物や他の事柄に託して語る物語。
  • 寓意:何かにかこつけて、それとなくある意をほのめかすこと。また。その意味。

出典:大辞林

「寓話」は例えばイソップ童話。
『ウサギとカメ』が代表的だ。


ご存じ、『ウサギとカメ』は「頑張れば努力は報われる」や「油断大敵」といった教訓が含まれる。
このように、物語の中に教訓が込められているものが「寓話」だ。


ウサギのようなスピードで走り、カメのように継続すれば最強なのでそれを目指したい。

目をとめる。むける。

この意味で使う熟語には「寓目」がある。

  • 寓目:目をつけること。目にとまること。

出典:大辞林

「この寓話は寓目に値するよ!」と言ったりするとすごくインテリっぽく聞こえる。
「注目」の間違いかと誤解されて「え?」と聞き返されるかもしれない。

「寓ける」を使った例文

「日常の忙しさに寓けて、漢検準1級の勉強がおろそかになっている。」といったように使える。

「寓ける」のまとめ

「寓ける」の読み・意味・例文

<読み>
かこつ(ける)

<意味>
①ほかのことに関係づけて、そのせいにする。

<例文>
日常の忙しさに寓けて、漢検準1級の勉強が疎かになっている。





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