前書き
聞けば半年ぶりぐらいの更新だそう。
悲しいかな、もうこのブログの存在も忘れ去られているだろう。
いや、そもそも「あまり知られていないので忘れ去られることもない」という、「告白しなければフられることもない」と同じような(?)理論を振りかざし、悦に浸るのも乙なものである。
更新が久しいのをいいことに、敬体から常体へと文章を変えてみた。
敬体だとなんとなくブログのタイトルである手記っぽくないと思ったからだ。
更新は久しぶりだが、さる1月、兵庫県は城崎へと一人旅をしていた――

何人かには、「47都道府県の旅してまーす」と言っているので、「おや、旅を続けているのか」と思ってもらえると幸いである。
今回は1泊2日、ざっくりとした計画は次の通りである。
1日目…昼過ぎに餘部を訪れ観光、16時頃に城崎温泉に到着し、温泉でゆったり。
2日目…午前中に豊岡のあたりを観光、午後帰宅。
まずは城崎への道程をつらつらと書いていく。
道程
東京から新幹線で京都へ。京都駅には日本一長いホームがあるという。

京都駅から特急「はしだて」に乗車するため31番線へと足を向ける。

旅とは関係ないが、0番線。魔法界に存在しそう。

いざ、はしだてに乗車。福知山駅で下車する。あんまり在来特急には乗らないので新鮮。

はしだての座席。ひじ置きのあたりに付属しているテーブルにどこか懐かしさを感じる。
昔の近鉄特急にこんなテーブルがなかっただろうか。

一時間ちょっとで乗り換え駅、福知山駅に到着。
手前に城崎温泉行のこうのとりが停車しているが、あえてスルー。

JR山陰本線に乗り換え、城崎温泉駅へと向かう。
レトロな感じの車体がかわいい。

古風な感じの座席で、Kindleを広げ本を読む。
レトロとデジタルのコラボレーション、時代のパラレルワールド。

城崎に近づくにつれ、雪化粧が濃くなっていく。
物思いにふけるように頬杖をつきながら窓の外を眺めていると、小説の主人公にでもなったかのような、一人旅ならではの錯覚を覚える。

電車で揺られること合計5時間ほど。城崎温泉に到着。

道中長旅だったので、若干の疲れを覚える。
すぐに温泉へダイブしたくなったが、ここは冷静に我慢を選択。
次の目的地である餘部へと向かう。
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